二階堂和美の渋谷クアトロは

奇跡のライブセット、パフォーマンスだった。

ファンであるとかないとか関係無くヒトを感動させてしまう

圧巻のライブ。

色々細かくライブレポートするのはちょっと気がひけてくる。

観なかったヒトはざっくり損をしたな、とだけ言っておこう。

ジャンルがどうの、歌が好みかどうかがどうの、そういうもの

全て超える芸が、爆発していた。

こんなにもライブの最中に感情を揺さぶられたことはなかった。

グッときたかと思うとげらげら笑いたくなる。そうかと思うと

うるっとさせられる。こんなにまで芸の部分と感情の部分が

融合したパフォーマンス、ほんと観たことない。


翌日、幼稚園で働く友人に朝っぱらからメールしまくった。

この友人もいっしょにライブを観たから、同じ空気を知るヒトに

思ったことをぶちまけたくて。

感動した後、友人知人と話まくるのはとても重要だと思う。

自分の中で完結しがちな思いが新たな課題を持って継続されていく。

単純な感動や、不満や、嫉妬や色んな感情をぐちゃぐちゃに混ぜて

新しい答えに変換し合える友人はとっても貴重。

的外れやはきちがえから、新しい自分が見えてくる。 (マツオカ)

渋谷屋〇裏の受け付けのあんちゃん!

いくら月曜だからって、あんたまずスタッフとして一番最初に

客に目に付くスタッフでしょ、顔でしょ。テーブルにうつ伏して

堂々だらだらと寝てるのって、どうなの?


とホント言いそうになったけど、まあ堪えましたね。

でも僕初めて見ましたそんなの。映画とかドラマの中だけかと

おもってましたが。(マツオカ)

来週末はライブ2DAYSです


9/16土曜日......with...俺はこんなもんじゃない/coiumn/ぐるん

9/17日曜日......with...チェルノ+大沼志朗/metaphysical textiles/謹成祝花solo


両日西荻窪ビンスパークでございます。

この対バンはほんとヤバイです。

事前に連絡いただければチケットお安くできたりなんかする裏技ありますので
ぜひぜひ!

ストーカー。

僕が自宅マンションの廊下を自室に向かって歩いていると

僕の部屋の斜め前の部屋の玄関横に若い女性が立っていた。

特徴のないごく普通の女性だ。

連れが部屋から出てくるのを待っているのかな、と思ったのだが

何となく違う気がして、思わず

「大丈夫ですか?」

と声をかけてしまった。親切というほどのこともない、何気ない一言だ。

女性はにっこり笑うだけで言葉は発しない。

僕は、大丈夫なんだ、と受け取り女性を背に自室のドアを開け中に入った。

そして、、内鍵をねじろうとした瞬間、それは起こった。

ガチャガチャと外からドアを開けようとするものすごいチカラ。

ほんの刹那、僕が鍵をしめるのが速かったおかげでドアは無事閉まったのだが

まだドアノブは今にも壊れんばかりに軋み音をあげ動いている。

恐怖と戦いながら僕は覗き穴から外を見た。そこには

自分の乳房をわしずかみにした、さっきの女性がいたのだ。

僕はすぐさま警察に電話をかけに部屋の奥に駆け込み、震えながら何とか通話に

意識を集中しようと努力した。



悪夢だ。


自分の住所などを伝えているその時、突然玄関は静まりかえった。

僕の意識は恐怖のあまり既に朦朧としており、電話の向こうの警察に

応対することも忘れ、ふらつきながら、玄関の方を見た。


掛けたはずのチェーンキーが外れているではないか。そして内鍵は閉まっている。

外れたチェーンキーはまだ揺れている。


まさか。

僕は、恐る恐る玄関の正面に位置する2階への階段を見上げた。

そこには、さっきの女性が、ニヤニヤしながら立っており、その顔は

階段手摺りに下半分隠れてはいるが、確かにニヤニヤ笑っていたのだ。

僕はすぐさま、動悸と足のふらつきと戦いながら廊下に出て叫んだ。

「...とゎーすくえーとぅえー...」

助けて、と言いたいのに声が出ない。テープが遅回しになったかのような

口の動きしかできないのだ。

階段をニヤニヤしながら降りてくる女性......。



という、すんげー怖い、超リアルな夢を、数日前に見てしまいました............。
前世の記憶かも...........。(マツオカ)

一柳慧ステレオテストレコードに見る池田亮司的エレクトロニカ


こんな7インチが存在します。音響構成を一柳が担当。A面は周波数特性や位相チェックなど一連のテスト。B面にはなんと一柳参加の楽曲が収録。これは総合テストのためだそうで。プリペアドピアノと尺八による演奏です。

この7インチを初めて聴いた時、どこか既聴感を覚えたのですが、それは池田亮司氏の「1000fragments」というCD作品のテイストに非常に共通する空気を持っているからでした。

テストレコードですから「左右のチャンネル確認と音量バランス」というナレーションのあと、効果音が入る、そういうテストを淡々と続けていくわけですが、この7インチ、その使用されている音自体がやばくて、ミュージックコンクレートが左右に飛ぶわ、ノイズのような割れんばかりの歓声や、スイープして低域に落ちていくサイン波に宇宙モノのような交信音のようなマーキング音が乗ってたり。。とにかく通常のテストレコードとは全ての部分で違っています。途中、休止溝までありループするし。。この溝の前後でステレオカッティングとモノラルカッティングに分かれているため、送り溝がない、という理由での休止溝らしいですが、こういう要素全て含めて、これは90年代エレクトロニカの雛型だなあと感じました。

ナレーションを英語にして男女交互に起用し全体にテンポを上げればこれはもう池田亮司氏の作品と言えるでしょう。他にもカーステンニコライあたりもかなり近いテイストのヒトで、ループ溝ばかりのレコードとかリリースしてます。
そういう見方をしていくと、ジャケットもなんだか似ていなくも無いないなあ、と感じてきますね。白黒の感じとかね。

この7インチ、ジャケットも本のような作りで、大変楽しめます。最後のページには、一柳の楽曲の絵画?版も掲載。かなりのアートモノです。

こういう解釈を出来る楽しみ、現代人の特権ですね。(マツオカ)

夏の終りの3日間


8/25金曜日。下北沢BASEMENT BARにCONTIというドラム+シタールの超絶ユニットを見に行く。友人のお薦めであるがもうそれどころではなかった。オリジナル曲なのに細分化された矢継ぎ早な変則リズムな為に高速メドレーのよう。そこにラップも乗るわ一瞬ハモるわすんごいすんごい。すごかった。



8/26土曜日。音楽的大センパイであるルイス稲毛氏在籍やこうちゅうというポップ歌謡アシッドサイケバンドを、渋谷青い部屋へ見に行く。この夜は音楽ライター鳥井賀句氏の定例イベント。今まで見たライブでも飛びぬけて鋭いギタープレイが光っていたやこうちゅうに始まり、ロリパンク、ロック、美しい女性舞踏、そして大トリはなんと常松正敏グループ!これはホント興奮した。フリクションやベテランという冠は一切関係ない、凄まじいまでの気迫のステージ。パワー、テク、テンションすべてにおいて若者バンドにはとても追いつけない、とんでもない演奏だった。この、様々な要素が混在したイベント自体、さすが賀句氏。音楽を俯瞰する眼力、とんでもないのである。



8/26日曜日。高円寺阿波踊り!!これ、初めて行ったんですが、なんですかあれ。相当ヤバイですよ踊ってるヒトみんな狂ってる。3時間踊りっぱなし。しかも終始笑顔を絶やさず。僕が一番かっこよかったと感動したのは、カサかぶって着物着た女性陣のあのストイックな踊り。ずーっと、もうほんとずーっと両腕上げっぱなしで、そして微笑んでる。踊り自体はものすごく静かな女性らしいものですが、ありゃとんでもないです。。エンディングはそこに居合わせた踊り手達がチーム関係無しに乱舞!見渡す限り伸びた踊り手達の狂演と怒涛の大音量演奏。音圧と熱気で頭クラッと、なりますよあれ。みんな行こうね。お勧めはしのぶ連、江戸っ子連、舞蝶連です。(マツオカ) せ、せまい。。。!     うわーいわーい!!超踊りたーのしー!